記憶の仕方が2タイプあります。記憶の仕方の紹介
家庭教育カウンセラーとして、カウンセリングしている時や自分の子どもを見て感じる事があります。
それは脳の記憶の仕方に2パターンあるなと感じます。
これは、学習において感じる事ではなく日常の出来事の記憶の仕方が違うと言う事です。
この2パターン紹介します。
一つ目は、起きた出来事と感情が一緒にしまい込まれています。
このタイプは女性に多いと思われます。
ある出来事を想い出すとそれと同時に、その時感じた感情の記憶も同時に体感します。ですから、このタイプは一回でも自分に不満感を持ってしまうと、思い出すたびに怒れてしまうとか、悲しくなるとかを今起きたかのように感じてしまいます。
フラッシュバックといいますが、思い出すたびに辛い感情を身体中に感じてしまうので、相当なストレスとなります。
またこのようなストレスを感じている時は、常に自分のも物の見方が本来感じるべき感覚ではない状態におかれてしまいます。いわばストレス状態から物をみてしまうので、相手が親切心や、愛情一杯で接してくれたとしても、受け取る時には、反転し、下心とか、どうせ私なんかというように感じたり思ったりしてしまうものです。
イライラと感情的になりやすいです。自分の感情を表にぶつけてしまうので、反抗も多いのではないでしょうか?
もう一つのタイプは、最近の子ども達に多くみられています。
起きた出来事と感情がセットになっていないという記憶の仕方を持っています。
これはどちらかと言うと男性に多くみられます。
しかしながら最近の子ども達は特にこの傾向が激しくて、良く学校で本の感想文や運動会の感想文とか感想を書きましょうとなった時に、「起きた」「やった」のはわかっているのに、その時どんな気持ちだったのか?それが分からないので、感想文が上手く書けないというのです。
そして、このタイプは知らず知らずストレスを溜めていくので、正直な身体は徐々に固まってきます。子供でも笑顔が無くなってきます。
そしてこのタイプは感情がなくなったのではなく、まるで催眠療法で忘れさせたようになっているだけです。どこかにしまい込んであるだけなので、同じような出来事が起こると、頭の中で検索エンジンがかかり、一揆に思い出すと言う特徴もあります。
その時は爆発的に怒り出すので、相手は何を怒っているのか理解出来ない事さえあります。本人も昔の事で起こっているとは気がつかないので困る事もあるでしょう。
皆さんはどちらのタイプか分かりませんが、どちらも究極な状態を書きましたので、どちらも丁度良いバランスだといいのですが、片方の記憶の仕方に偏っていると、どちらのタイプもこまりますね。
こういう状況を親子でしていると、子供は聞きこもったり、いじめに巻き込まれたりもしやすくなります。ですから、家庭で問題が起きている方は、どうか自分と子どもの記憶のしかた、自分の記憶の仕方、ご主人の記憶の仕方を良く観察したり、聞いてみてはいかがでしょう。
家庭で起きている問題のほとんどは、過去の記憶にかかわっています。
ですから親子でのセラピーが必要なのです。
2月17日(日)愛知県刈谷市産業振興センターにて
1:30~4:30まで
親子に特化したワークショップをします。
長い間の苦しみを解くきっかけとなって行けば幸いです。
お申込みお問い合わせ 090-5872-2230
川口 ふみ代
大人のワークショップもやっています。
良かったらチエックしてください。